僕の脱ステロイド生活③

4.回復の兆し(2020年8月~現在)

~まとめ~

  • 油断は大敵と知る。
  • 気圧の変化に敏感になる。
  • 体の変化を楽しめるようになる。

 地獄のような期間を乗り越えると、まず顔からきれいになり始めます。これはすごく励みになります。顔は隠せないですからね。一番人に見られる場所がきれいになると、精神的に落ち着いてきます。それとともに油断も出てきます。

 顔がきれいになった僕がしてしまったこと、それはチートデイの設定です。筋トレとか、ダイエットをしたことがある人なら聞いたことがあると思いますが、1日だけドカ食いするというあれです。僕は大好きなラーメンと、ケーキを2,3か月ぶりに食べてしまいました。

 久しぶりに食べた麺、砂糖の美味しさに、妙に感動したことを覚えています。ただ、次の日公開しました。背中の皮がはがれ、体液で肌着がびっしょりになっていました。せっかくここまでよくなってきていたのが、一時の喜びのためにまた悪化させてしまった事実に、ショックが大きかったです。

 原因はまた今度調べてみますが、気圧の変化に敏感になります。雨・曇りの気圧が低い日は、夜に全く眠れなくなりました。それまでも眠れませんでしたが、それは体の痛みで眠れないという感じでした。今回は、頭痛で眠れなくなっていました。次の日雨が降るかどうか、頭痛の具合で分かるようになっていました。

 僕と同じように、頭痛で眠れなくなった場合は、医師に相談してください。痛み止めを処方してくれるはずです。また神経を落ち着かせるための光線治療をしてくれるはずです。

 治療から半年も経過すると、自分の体の変化を楽しめるようになってきます。『シュークリーム1個食べたら肩回りの皮がむけた。』だとか、『 パスタを食べたけど 、MCTオイルをかけてから食べたら悪化しなかった。』など、何を食べると体のどこに変化が起こるか、またはどう食べれば悪化しないか、食べ物と自分の体の変化の関係が分かってきます。

 現在の僕は、1日あたりの糖質をおよそ50gまでとルールを決めていますが、条件を決めて、120gまで許容することにしました。

  • 食べ物にMCTオイルをかける。
  • 食べた後に筋トレを1時間行う。
  • 我慢できないほどのストレスを感じてしまった。

 糖質を取らないに越したことはありません。ただ、どうしても逃げたいときは無理せず逃げてもいいんじゃないかと思います。脱ステロイドは本当に過酷です。僕も何度もステロイド軟こうをもらいにほかの医者に逃げ込もうと考えました。辛ければ脱ステロイド治療から逃げてもよい、肌がボロボロでも死にはしない。

脱ステロイドが必ずしも正しいとは思いません。あくまで選択肢の一つです。どうかこの文章を読んでいるあなたの肌がよくなりますように。

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